法然上人大師号奉戴
浄土宗の宗祖・法然上人の八百年遠忌の年にあたり、天皇陛下より法然上人に対して法爾(ほうに)大師の号が加諡(かし)され、平成23年3月16日に宮内庁より総本山知恩院門跡・伊藤唯真猊下(げいか)に伝達されました。
大師号(だいしごう)とは朝廷から有徳の高僧に賜る称号のことで、大師とは大導師の意味です。
大師というと、真言宗の開祖の弘法大師(空海)を頭に浮かべる方も多いかと思いますが、法然上人は一人で八つの大師号を賜わったことになります。
法然上人は1697年(元禄10年)に東山天皇から円光(えんこう)大師の諡号を賜わり、1711年(宝永8年)の五百回忌に中御門天皇から東漸(とうぜん)大師、1761年(宝暦11年)の五百五十回忌に桃園天皇から慧成(えじょう)大師、1811年(文化8年)の六百回忌に光格天皇から弘覚(こうかく)大師、1861年(万延2年)の六百五十回忌に孝明天皇から慈教(じきょう)大師、1911年(明治44年)の七百回忌に明治天皇から明照(めいしょう)大師、1961年(昭和36年)の七百五十回忌に昭和天皇から和順(わじゅん)大師と加諡されています。それに加えて今年の八百回忌に今上陛下から法爾(ほうに)大師と加諡されることになりました。
法然上人の御教えを受け継ぐ浄土宗にとって大変喜ばしいことです。
大師号(だいしごう)とは朝廷から有徳の高僧に賜る称号のことで、大師とは大導師の意味です。
大師というと、真言宗の開祖の弘法大師(空海)を頭に浮かべる方も多いかと思いますが、法然上人は一人で八つの大師号を賜わったことになります。
法然上人は1697年(元禄10年)に東山天皇から円光(えんこう)大師の諡号を賜わり、1711年(宝永8年)の五百回忌に中御門天皇から東漸(とうぜん)大師、1761年(宝暦11年)の五百五十回忌に桃園天皇から慧成(えじょう)大師、1811年(文化8年)の六百回忌に光格天皇から弘覚(こうかく)大師、1861年(万延2年)の六百五十回忌に孝明天皇から慈教(じきょう)大師、1911年(明治44年)の七百回忌に明治天皇から明照(めいしょう)大師、1961年(昭和36年)の七百五十回忌に昭和天皇から和順(わじゅん)大師と加諡されています。それに加えて今年の八百回忌に今上陛下から法爾(ほうに)大師と加諡されることになりました。
法然上人の御教えを受け継ぐ浄土宗にとって大変喜ばしいことです。
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