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「お十夜(じゅうや)」と「おじや」

今日、十月十五日は清岸寺において浄土宗で大切にしている「お十夜(じゅうや)」という法要をお勤めいたしました。

清岸寺ではお施餓鬼とお十夜に、お斎(とき、お寺でのお食事のこと)として、お赤飯とお味噌汁とお漬物を参加されたお檀家の皆さまに振る舞っています。

お十夜には、昔から新穀を仏前に供え、これを粥にして参詣者に振る舞う習慣があるお寺もあるようです。これを十夜粥(じゅうやがゆ)といいます。
「お十夜」にお粥を振る舞うことから、お粥のことを「おじゅうや」が訛って「おじや」というようになったという説があるようです。真偽のほどはわかりませんが、「おじや」の語源とされるほど「お十夜」と「おじや」(お粥)の関係が深いことが分かります。
十夜法要の発祥の地である京都の天台宗のお寺、真如堂(真正極楽寺)でも小豆粥を振る舞っているようです。ご本尊にお供えした小豆飯のお下がりをお粥にして、参拝者に振る舞ったのが始まりだといわれています。

辞典では「おじや」は「雑炊」をさす女性語(女房詞)であり、みそなどで味をつけて炊き込んだ粥の一種とあります。
因みに「お粥」と「雑炊」の違いは一般的に、「お粥」は生米から、「雑炊」は炊いたお米から作るといわれています。

なお、十夜の法要は、民俗学では亥(い)の子(こ)や十日夜(とうかんや)などの収穫祭との関係も指摘されています。

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清岸寺

Author:清岸寺
清岸寺・住職の弘之(お坊さん読みでコウシ)です。
学歴:大正大学人間学部仏教学科卒業、大正大学大学院修士課程修了。
趣味:読書、映画鑑賞、合気道(合気道歴20年)。

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