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外国人の来寺

昨日は私が通っている合気道の道場の門人で外国から合気道のセミナーのために来日しているヨーロッパの方(主にドイツ人)が8人で清岸寺に訪ねてきました。
まず本堂にお上がりいただき、読経念仏をして皆様の健康と合気道の上達を祈願いたしました。
そして拙い英語で仏教について少しお話いたしました。
どれだけ通じたかはわかりませんが、お話しした内容は以下の通りです。

仏教は、釈迦牟尼仏によって約2500年前にインドで起こりました。釈迦牟尼仏は真理を悟り、多くの人々に教えを説きました。人はそれぞれ違います。多くの人がいるように釈迦牟尼仏の教えも沢山あります。沢山の経典ができ、沢山の教義や沢山の教団ができました。
仏教はインドからアジアの北の地域と南の地域に伝わりました。北の地域に伝わった仏教は大乗仏教であり、南の地域に伝わった仏教は上座部仏教です。
上座部仏教では仏陀はこの世界で釈迦牟尼仏陀ただ一人と考えていますが、大乗仏教では他の世界を含めてあらゆる世界に沢山の仏陀がいると考えています。
大乗仏教は、チベットや中国、韓国、日本へと伝わりました。
日本の仏教は大きく四つの教団があります。一つ目は浄土の教団、二つ目は禅の教団、三つ目は法華経の教団、四つ目は密教の教団です。
このお寺は浄土宗です。浄土宗では阿弥陀仏を最も大切な仏陀と考えています。また、浄土宗では念仏を最も大切な修行と考えています。
念仏とは阿弥陀仏の名前を呼ぶことです。「南無阿弥陀仏(ナムアミダブ)」と繰り返し唱えます。
「ナムアミダブ」の「アミダブ」は「阿弥陀仏」の名前、「ナム」はインドの言葉で多くの意味を持っています。「信じます・尊敬します・感謝します・お願いします」などです。「ナムアミダブ」の「ナム」は、インドの「こんにちは・さよなら」を意味する「ナマステ」という言葉の「ナマ」と同じです。
本堂の中心にいるのが阿弥陀仏で、阿弥陀仏には二人の付き人がいます。向かって右が観音菩薩で、向かって左が勢至菩薩です。また、一番右が善導、一番左が法然です。善導は約1300年前に中国で浄土の教えを説き、法然は約800年前に日本で浄土の教えを説きました。
仏教では仏様を礼拝するときには、ロウソクに火をともし、花を飾り、香を焚きます。仏教では香を焚くことを非常に大切にしています。香は心と体を清めます。
どうぞ皆様も前にお進みいただき、お焼香してください。

こんな感じでお話いたしました。
外国の方は奈良・京都・鎌倉などの観光寺院は沢山参詣されていても、一般の寺院に参詣する機会はなかなかないようで、たいへん興味を持たれていたようでした。
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「お十夜(じゅうや)」と「おじや」

今日、十月十五日は清岸寺において浄土宗で大切にしている「お十夜(じゅうや)」という法要をお勤めいたしました。

清岸寺ではお施餓鬼とお十夜に、お斎(とき、お寺でのお食事のこと)として、お赤飯とお味噌汁とお漬物を参加されたお檀家の皆さまに振る舞っています。

お十夜には、昔から新穀を仏前に供え、これを粥にして参詣者に振る舞う習慣があるお寺もあるようです。これを十夜粥(じゅうやがゆ)といいます。
「お十夜」にお粥を振る舞うことから、お粥のことを「おじゅうや」が訛って「おじや」というようになったという説があるようです。真偽のほどはわかりませんが、「おじや」の語源とされるほど「お十夜」と「おじや」(お粥)の関係が深いことが分かります。
十夜法要の発祥の地である京都の天台宗のお寺、真如堂(真正極楽寺)でも小豆粥を振る舞っているようです。ご本尊にお供えした小豆飯のお下がりをお粥にして、参拝者に振る舞ったのが始まりだといわれています。

辞典では「おじや」は「雑炊」をさす女性語(女房詞)であり、みそなどで味をつけて炊き込んだ粥の一種とあります。
因みに「お粥」と「雑炊」の違いは一般的に、「お粥」は生米から、「雑炊」は炊いたお米から作るといわれています。

なお、十夜の法要は、民俗学では亥(い)の子(こ)や十日夜(とうかんや)などの収穫祭との関係も指摘されています。

仏教の日本伝来と三国伝来

今日10月13日は、『日本書紀』によれば西暦552年(欽明天皇13年)に仏教が日本に伝来した日です。

皆さんも歴史の授業で習ったことと思いますが、日本への仏教伝来の年次については、『日本書紀』による西暦552年説と『上宮聖徳法王帝説』や『元興寺伽藍縁起并流記資財帳』による西暦538年説の二つがあります。

「三国伝来」という言葉がありますが、お釈迦さまがインドで説かれた仏教が、中国・朝鮮を通って、日本に伝わってきました。

僧侶の服装は、インドでできたお袈裟(けさ、三衣(さんね)といって僧伽梨(そうぎゃり)・鬱多羅僧(うったらそう)・安陀会(あんだえ)の三種類がある)と、中国でできた衣(ころも、法衣、上衣の偏衫(へんざん)と下衣の裙子(くんす)とを直接綴(つづ)り合わせてワンピースにした直綴(じきとつ)と呼ばれる形の腰から下に襞(ひだ)の付いた僧衣)と、日本で清浄を表し潔斎に用いられた白衣(はくえ、びゃくえ)という、「三国」の衣装を身にまとっています。

なお、「三国一」といった場合は、インド・中国・日本の三国に限らず、全世界の意味で用います。
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清岸寺

Author:清岸寺
清岸寺・住職の弘之(お坊さん読みでコウシ)です。
学歴:大正大学人間学部仏教学科卒業、大正大学大学院修士課程修了。
趣味:読書、映画鑑賞、合気道(合気道歴20年)。

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