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お十夜法要終わりました

本日は、当山のお十夜法要でした。
朝から雨と風が強く、お天気が心配でしたが、すぐに止んで沢山の方にお参り頂きました。
清岸寺のお十夜は、
・お越しいただいた方から受付をして頂きます。

・開白(かいびゃく)・半斎(はんさい)供養をしてご本尊の阿弥陀如来にお食事をお供えいたします。

・お斎(おとき、お食事)としてお檀家の皆さまにお赤飯をお召し上がりいただきます。

・お食事の後は、余興です。今年はミニコンサートでした。(歌と尺八演奏)

・余興の後は、お説法です。
今年は慈眼院のご住職様にお説法を頂戴いたしました。慈眼院のご住職様のブログに本日の清岸寺のお十夜法要の記事がアップされています。

・最後は、大法要を部内のご住職様方に随喜していただきお勤めいただき、終了です。

前回のブログにお十夜法要について書きましたが、10月15日は阿弥陀如来が仏様になったお誕生日です。阿弥陀様が仏様になったことによって、お念仏をすれば阿弥陀様にお救い頂けます。それを感謝し、お念仏をするのがお十夜法要です。
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お十夜(じゅうや)法要

清岸寺では、毎年10月15日が「お十夜(じゅうや)法要」です。
「お十夜」とは、浄土宗の寺院で10月~11月にかけて執り行われる法要です。
もともとは陰暦10月6日(5日の夜)~15日まで十日十夜にわたるお念仏の法要でしたので、「お十夜」と言います。
十日十夜のお念仏の法要は、浄土宗で拠り所にしている『無量寿経』という経典に「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行をすることよりも尊い」とあることに拠っています。
現在は一般寺院では1日の法要に限って「お十夜」をお勤めしています。
「お十夜」は、浄土宗の本尊・阿弥陀如来の広大な慈悲に感謝する法要です。法要の中で「南無西方願王阿弥陀如来十日十夜成等正覚広大慈恩」とお唱えしますが、阿弥陀如来が法蔵菩薩の時に48の誓願を成就し、お悟りを開いて仏さまになられたことに感謝いたします。
ある伝承によると、阿弥陀如来がお悟りを開かれた日は10月15日だそうです。
つまり、「お十夜」とは阿弥陀如来が仏となった誕生日のお祝いでもあるのですね。


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清岸寺

Author:清岸寺
清岸寺・住職の弘之(お坊さん読みでコウシ)です。
学歴:大正大学人間学部仏教学科卒業、大正大学大学院修士課程修了。
趣味:読書、映画鑑賞、合気道(合気道歴20年)。

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