スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『絵伝にみる法然上人の生涯』

仏教大学教授の中井真孝先生による『絵伝にみる法然上人の生涯』が出版されました。
この本は『浄土宗新聞』に「法然上人絵伝の世界」と題して連載された記事を一冊にまとめたものです。
総本山知恩院所蔵の国宝『法然上人行状絵図』をもとに法然上人のご生涯を紹介しています。
法然上人の絵伝について近年研究が進んでいますが、中井先生もその研究の第一人者のお一人です。本書では他の学説を批判しているところが多々あります。今後どの学説が主流になっていくのか注目していきたいと思います。
スポンサーサイト

みうらじゅん『マイ仏教』

マイブームの造語者のみうらじゅんさんが『マイ仏教』(新潮新書)という本を出版しました。

みうらじゅんさんが少年時代に怪獣好きの延長で仏像が好きになり、将来は住職になりたいほどの仏像少年だった話や、映画化もされた自伝的小説『色即ぜねれいしょん』にも出てくる浄土宗門の学校での青春時代の話を紹介した後、みうらじゅんさんのマイ仏教観を説いています。
仏教の四法印(しほういん)の一つ、諸法無我(しょほうむが)=自分なくしと定義し、流行りの自分探しを批判しています。また、日本人の宗教心の低下の原因を地獄の存在感が弱まったことにあると分析しています。
その他、「機嫌を取る」ことが「自分なくし」の大乗的な菩薩行であるということや、「比較三原則」と呼ぶ“他人と過去と親”の三つと自分を比較してはいけないという独自の教えを述べています。
最後に、ぜひみなさんも自分だけの「マイ仏教」を探して、もっと人生を楽しくおもしろくしてみてはいかがでしょうかと締めています。

みうらじゅんさんによる仏教についての本ということで、読む前はもっとゆるい感じの内容かと思いましたが、しっかりとした内容で、題名通りみうらじゅんさんのマイ仏教が詰め込まれています。みうらじゅんさんが何者か今までよく分らなかった方も、この本を読めばみうらじゅんさんとは何者かよくわかりますよ。

『現代語訳 浄土三部経』

浄土宗の所依(しょえ、拠り所)の経典である『無量寿経(むりょうじゅきょう)』『観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)』『阿弥陀経(あみだきょう)』の「浄土三部経(じょうどさんぶきょう)」を、浄土宗が大遠忌事業として現代語訳をして『現代語訳 浄土三部経』として出版いたしました。
全国の浄土宗寺院には、4月に送られてきましたので、私も早速読みました。語注も適度に施され、本文も大変読みやすくなっています。
浄土宗出版から購入できますので、浄土宗の根本経典を是非現代語で味わってみて下さい。

「五百羅漢―増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信」

本日、江戸東京博物館の「五百羅漢―増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信」に行ってきました。

羅漢(らかん)とは、阿羅漢 (あらかん)の略で、仏教において尊敬や施しを受けるに相応しい聖者のことです。16人の十六羅漢や500人の五百羅漢として崇拝されています。

狩野一信の五百羅漢の100幅の絵は大変見ごたえがありました。羅漢には仏さまと同じように後光が差しています。
作風は独特な凄味のあるもので、当時の色々な手法を駆使しており、西洋から入ってきた陰影法や遠近法も取り入れようとしているものもあります。五百羅漢のそれぞれの顔も衣もすべて違います。
六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)のそれぞれの世界において、羅漢が救いの光を放って救いの手を差し伸べるなど、ストーリー性のある構成で、100幅すべてを見終わると達成感が感じられます。
五百羅漢図が描かれて以来、100幅すべてが一堂に公開されるのは、今回が初めてで、今後もないかと思いますのでぜひ皆様も間近で迫力のある五百羅漢図をご覧になってみてください。

狩野一信(かのう かずのぶ)「五百羅漢展」

江戸東京博物館の「五百羅漢―増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信」は、地震の影響で会期を変更しました。平成23年(2011)4月29日(金・祝)~ 7月3日(日)まで開催しています。

「五百羅漢図」は、戦前は増上寺の羅漢堂で一般公開されていましたが、戦災で羅漢堂が焼失したため、収蔵庫に保管されたまま一般公開されることはありませんでした。しかし、今回、増上寺所蔵の「五百羅漢図」全100福が公開されています。
「五百羅漢図」は、幕末の絵師・狩野一信が晩年の10年の歳月をかけて仕上げた大作です。
2008年10月NHK・BSハイヴィジョンで「五百羅漢図」の増上寺本が映像として放映され、広く知られるようになりました。

雑誌の『芸術新潮』2011年5月号では、狩野一信を特集しています。ちなみに4月号では、法然上人の特集でした。

テレビでも、美の巨人たち 狩野一信「五百羅漢図」 5月7日(土) 夜10時 〜 10時30分で紹介されるそうです。

狩野一信を今まで知らなかった方も、是非チェックしてください。
sidetitleプロフィールsidetitle

清岸寺

Author:清岸寺
清岸寺・住職の弘之(お坊さん読みでコウシ)です。
学歴:大正大学人間学部仏教学科卒業、大正大学大学院修士課程修了。
趣味:読書、映画鑑賞、合気道(合気道歴20年)。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleQRコードsidetitle
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。